

藤沢・茅ヶ崎エリアのフリースクールです
私たちの歩みは『学校の外でも、子どもが安心していられる居場所、学び場が欲しいな...』という同じ
想いを抱えた3組の親子と、我が子の不登校を経験した先輩ママが寄り合って始まりました。
みんなが学校に行ってる昼間、とりあえず家の外へ、お弁当をもって自然の中へ出かけることから♪
様々な理由で地域の小学校に足が向かなくなる子どもたちは今でも増え続けているけれど、
ひとたび公立小の外にこどもの居場所を探すと、なかなか難しいもんだな…
心にも身体にもお財布にもやさしくて、無理なく通えそうな場所が近くにないのなら、いっそ自分たち
でやってみよっか!手探りだけど大人も子どももみんな一緒に相談しながら。
できることから一歩ずつ。とりあえずやってみる。疲れたら休んで。焦らずゆっくりでいい。
てくてく自分たちの足で歩いていく力を養っていけますように…
そんな想いがつながりあって、今ではレギュラーメンバーの親子・スポットメンバーの子どもたち・大
人サポートスタッフ・ボランティアスタッフ・外部講師・居場所を提供してくださる方など、ご縁のあ
るみなさんから様々なサポートをして頂きながら、『まなぶばTREK』は、今日もみんなで歩き続けて
います。

こんにちは、しづです。
子どもとの関わる生き方をして、はや何十年。藤沢で自主保育を立ち上げて10年は越えました。
大きな木のそばで自然に寄り添いながらただ遊ぶ、感じる、自分で考える、、生きていく力をつけていく、そんな生き方を子どもにもおとなにも感じでもらいたくて続けている会です。そんな私が子どもが学校に入り、悲喜交々ありながら彼らが成長している姿を見てきて感じたこと。
時々感じる違和感も、どんな場所でも逞しく生きていく、ことの方が大事なんだと思っていました。そう思いながら学校の役員もやりながらそばで見てきたのですが、たくさんの子ども達がいるため学校側からの子どもへのサポートはとても大変だなとおもいました。
たくさんの彼らの生き生きとした動きに対応して行くと学校側としては、ルールありきになりがちになり、どうしてもはみ出てしまう子どもがいる状態になって行くのを見ていて、いろんなタイプの学びの場所が学校以外にあったら、子どもも保護者も苦しい思いをしなくなるんではないかと思いました。まだこの世の中には固定概念が根強くあって、知らず知らずのうちに親も子どもも苦しんでいるのが実情ですから。
この場所では人数が少ないことと、カリキュラムありきにならないことで、子どもが安心し合いながらこの場所でさまざまな経験をしていきます。安心感をベースにして、それぞれのペースで、できないから今はやめておく、から、ちょっと頑張ってみる、まで、そのそばに寄り添えるようなまなびば、でありたいと思います。
わたし達も日々成長して、大きな木のように根っこは地面にしっかり張り、葉っぱは風に柔軟になれたらと思います。

が大事にしている3つのこと

「安心」ってなんだろう?「ありのままでいられる」ってどういうことかな?
答えや正解なんてないであろうそんな話を、TREKのみんなでしたりします。
何してもいいし、何もしなくてもいい。
やらせる、やらされる、やめさせられる、がない。
遠慮せずに自分の本音を言える、聞いてもらえる、声にできなくてもいい。
泣き顔も、わがままも、ダメダメなところも、そのまんま、まるっと見守ってもらえる。
そんなことを心にとめながら共に過ごす時を重ねていくと、不思議と安心できる温かい間柄やつながり、親近感が育っていくものだな~と。そんなふうに共に日々を歩んできた自分たちのことを、TREKの子どもたちは
「もうひとつの家族」と呼ぶようになってます。


子どもも大人も
ありのままの自分でいられる
安心できる居場所があると
子どもたちは自らよく遊び、
学びはじめる。
TREKでは、子どもたちが大人の作ったルールや規則・時間割りに合わせて行動するのではなく、一人ひとりのペースや、それぞれの「やりたい!すき!」に寄り添いながら、ワクワクのままにできることにトライしていく…そんな自発的な学びの在り方を大事にしています。
情報をつめこんで覚える「知識」よりも、自らの頭と身体と心で覚えていく「知恵」を身につけていけるような学びをしていきたいと、活動しています。
「これは本当に自分がしたいことかな?」「自分は今どうしたいかな?」と子どもたちが自問できることも大事。自分の声に耳を済ますことができると、周りの人の声にも耳を傾けることができるようになっていくはず。
共に活動する大人は、なるべく手を出さずに、子どもたちを見守るよう心がけています。


子どもたちが、
自分で考え行動し、感じて
表現すること
をとても大事にしています。
TREKでは、ユニークで豊かな感性や特徴の持ち主である子どもたち一人ひとりの個性がそのまま生かされていくような、自然体を大事にしています。
文字を書くのが好きな子が日誌を書いてくれる
本を読むのが好きな子が調べ物をしてくれる
木登りが得意な子がみんなにすももを採ってくれる
身体が大きい力持ちな子が重いものを運んでくれる
みんながみんな同じことを同じようにできなくていい。
それぞれが得意なこと、好きなことをシェアしながら一緒にいると、自分が苦手なことはなるべくしなくてよくなるし、自分が好きなことをして喜んでもらえる。
なんだかすごく、自然な在り方ではないかなぁ、そんな自然な時間を過ごしています。


みんなちがうから、
みんないい!
でこぼこの個性が集うと
自然と豊かになっていく


TREKではみんなで一緒に自分たちのごはんを作って食べることも大事にしています。食材は各家庭から一品ずつ持ち寄ったお野菜と、TREKでストックしている自然食のお米や調味料など。普段は動物性食品は使わずに、昔ながらの日本食のような体にやさしいごはんを心がけています。
その日の朝に各々持ち寄った野菜でどんな料理を作るか!?即席で考えるメニュー決めは、子どもたちの創造力を発揮する機会に!「あるもので、できることを、工夫して作る」「同じ釜の飯を食う」は昔から人のつながりを豊かにたくましくしてくれる魔法なのかも!なんでかTREKのみんなで作るごはんは、やさしい味がして美味しいと人気です♪

※活動場所によって、お弁当持参の日もあります。



